【2023年2月】iPresence Monthly News
こんにちは!
厳しい寒さではありますが暦の上では春を迎えようとしている今日、いかがお過ごしでしょうか。
本日2月1日は「日本初の長距離電話が開通」した日!
1899年(明治32年)2月1日、日本で初めての長距離電話回線が東京~大阪間で開通しました。当時この長距離電話を使用するためには、年額6円の付加使用料を前納して、長距離用のソリッドバック形電話機を取り付ける必要があり、通話料は1通話(5分間)1円60銭だったそうです。
それからおよそ100年後の1998年(平成10年)にアメリカで衛星携帯電話サービスが開始、日本でも数年後から提供が始まりました。
この100年で電話機の品質が高まり音声がクリアに、電気通信が発達して無線電話もできるようになりました。
通信機器はポケベル・FAX・コードレスホン・公衆電話・携帯電話・PHSへと小型軽量化し、多くの機能が追加され、今で言うスマートフォンへと進化を遂げています。
また利便性や機能性の追求とともに文字から音声、ビデオ通話などの映像を用いた、よりリアルに会って話している時に近い感覚を共有できるコミュニケーション方法に変化していっています。iPresenceが提供しているテレポートソリューションはこの方法の最先端と言えるでしょう。
ぜひ多くの方に体感してほしいものです。
それでは早速、新しいビジネスや技術発展の可能性を見出すような情報、コミュニケーションの円滑化をサポートするサービスをご紹介します!
今月のスペシャルニュース
1.【temi】temi OSが自在に使えるロボットベース登場!
研究開発、新規事業開発に!
2.【セミナー】不登校、発達障がい者コミュニケーションの新しいかたち|第19回AVATECセミナー
多様な学びのかたちを考えるテレロボ実践活用~不登校、特別な支援が必要な子どもの可能性を広げる~
3.【新作】現場事例から開発の裏側まで!最新のブログ記事をお届け!
・Dartでのmixinと継承の使い分け
4.【ソリューション】iPresenceが提供する製品・サービス・アプリケーション
・事業領域
・提供しているテレロボ
・テレロボハード開発
・テレロボアプリ開発
・デジタルツインSaaS 3DVR・AR・MR 販売・受託開発
・イベントSaaS 販売・サポート
1.【temi】temi OSのロボットベース登場!
ロボットを使った新規事業や課題解決に行き詰まっていませんか?
オープンイノベーションを加速させる手段、temi OSが自在に使えるロボットベース登場!
テレプレゼンスアバターロボット temiの機能(マッピング/自律移動/クラウドでの群制御)はそのままに、temi OSのロボットベースを生かした、temiプラットフォーム(プロトタイプ)が登場しました!
詳細はQRコードまたはリンクからもご覧いただけます。
temiプラットフォームとは
temiの胴体をなくし、自律走行ベースだけを活用してユーザーの皆様がプレート上を自由にカスタマイズできる装置です。
temiプラットフォームの概要
■temi Platformを制御するAndroidタブレットは市販の商品を使用可能。
■temi Platformの上部をユーザが自由にカスタマイズして、ユーザの用途に特化した形状へ開発することができる。
■temi(ultimate/V3)と同じ操作性と性能
■プラットフォーム本体重量:25kg
■積載可能荷重:50kg
■その場で自由回転でき、走行速度は1m/sec
■最大床傾斜角:8°
■登録地点に正確に到着。(到着精度:10cm以内)
■外形寸法:50cm, インターフェースプレート高さ:24cm
■緊急停止ボタン有
実機のデモをご希望の方、研究開発、新規事業開発に活用されたい方はぜひ問い合わせフォームよりご相談ください。
2.【セミナー】不登校、発達障がい者コミュニケーションの新しいかたち|第19回AVATECセミナー
iPresence合同会社では一財)ニューメディア開発協会と協力してAVATARロボットの普及促進活動を行っておりますが、その一貫としてセミナー(参加無料)のご案内です。
(iPresenceが提供するテレプレゼンスアバターロボットはこちら)
チケット申し込み・詳細はこちら→https://peatix.com/event/3455093/view
■テーマ
「生きづらさを抱えた子供たちの新たなコミュニケーションに向けて」
青山学院大学 教育人間科学部 教育学科 准教授 米田 英嗣氏
『自分研究×アバターロボの実践事例「不登校の子どもの見える景色からスタートする」〜小学校特別支援の現場より〜』
東京都狛江市立狛江第三小学校 特別支援学級担任 森村 美和子氏
■主催
一財)ニューメディア開発協会
■日時
2023年2月11日(土)10:00 – 11:30
■会場
オンライン(ZOOM)
■参加費
無料
3.【新作】現場事例から開発の裏側まで!最新のブログ記事をお届け!
開発関連のブログ記事
Dartでのmixinと継承の使い分け
iPresenceでは複数種類のロボットを1つのモバイルアプリからzoom等と連携して遠隔操作するアプリを開発しています。
その際アプリ側では1つのエントリーポイントから設定されたロボットにコマンドを渡しつつ各ロボット固有の機能も動作させる必要があります。
そこで全てのロボットに共有の動作とロボット固有の機能の動作を切り分けつつシンプルに書くためにDartのmixin/withの機能を使用します。
つづく…全文を読む
4.【ソリューション】iPresenceが提供する製品・サービス・アプリケーション
事業領域
iPresenceの事業は多岐に渡り、テレロボの販売・レンタル・リースを含むハードの取り扱いや製造、独自アプリケーションの開発やサービス提供、その他デジタルツインやイベントSaaS領域における販売、開発、サポートなどとあわせて、カスタマーサクセスのためのトータル的なソリューション提案を行っています。また、ここには記載しておりませんが、自治体・教育機関・研究機関・財団法人・民間企業などと垣根を越えて単なるモノ売りではなく、コトづくり、業界の新しいスタンダード創出、次世代技術の対応開発・実証実験、社会課題の解決などをプロジェクト型事業で受託しております。
iPresenceが提供しているテレロボの機種
テレロボはビデオチャット、リモートコントロール、ロボットボディを掛け合わせ、あたかもそこに“自分の分身が存在”しているかのようなコミュニケーションができるツールです。各機種の詳細は下記の製品名をクリックしてご覧ください。
・temi(Avatar360)
・Double3
・kubi
・Ohmni
・動く電話Telepii(テレピー)
・OriHime
テレロボハード 開発(量産・試作)
◆withme(試作開発)
コンセプト:離れている人と「一緒に歩く」テレロボ
◆CARE-JIRO(試作開発)
コンセプト:介護施設の自動巡回ロボット
愛称:ケアじろう
◆FuAra(試作開発)
コンセプト:フィジカル遠隔コミュニケーションを可能にするソフトテレロボ
テレロボアプリ 自社開発・受託開発
複数のテレロボを取り扱うiPresenceだからこそ、複数メーカー(kubi/Kengan/temi)のテレロボを連携して利用できるアプリケーションの開発を行っています。その他ロボット運用に付随する受託開発も承っています。
◆AVATAR Robot for ZOOM:複数メーカー(kubi/Kengan/temi)のテレロボを連携して利用できるアプリ
◆Telepotalk:学校の授業や課外活動、休み時間などに遠隔で学校生活へ参加するためのアプリ
◆Avatar360:360度カメラ(RICOH THETA)をtemiに装着、temiの映像と連動したデュアル画面で現地の臨場感と新たな視点を一元化して提供するアプリ
◆動く電話Telepii(テレピー):テレピー専用の遠隔操作アプリ
デジタルツインSaaS 3DVR・AR・MR 販売・受託開発
◆デジタルツイン:4K画質での3DVRウォークスルー、点群データ、サイズ計測、情報埋め込み、SDKの開発を行っています。
・導入事例(敬称略)
播州織ブランド tamaki niime:https://ipresence.jp/casestudy/cs-202201-5/
◆AR・MR開発:
・導入事例(敬称略)
比叡山延暦寺 根本中堂:https://ipresence.jp/casestudy/cs-502/
上図のように根本中堂周辺にマーカー(イラスト)を配置、マーカーをタブレットやスマートフォンで読み込むと、3Dの物体映像を現実空間と重ね合わせて鑑賞できるようにしています。
イベントSaaS 販売・サポート
テレロボによるオフラインでのリアルな遠隔イベント来場だけでなく、オンラインにおけるイベント開催においても双方向に楽しめるバーチャルイベントプラットフォームを提供しています。
◆Airmeet:参加者側に自由度の高いエクスペリエンスを提供するオンラインバーチャルイベントプラットフォーム
◆vFairs:没入感の高いグラフィカルな会場演出がカスタマイズ可能なオンラインバーチャルイベントプラットフォーム
iPresenceではテレロボの遠隔操作体験やイベントプラットフォームのオンラインデモ、各種見積もり、その他開発に関するご相談を承っております。
ご希望の方は問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。