“Double3で製造工場の生産管理と作業研修を遠隔化”iPresence営業担当へインタビュー【光明理化学工業株式会社】
ケーススタディに掲載している導入事例の通り、光明理化学工業株式会社さんがテレロボのDouble3を導入されました。
問い合わせから導入に至るまでの経緯や工場管理ならではの課題をiPresence営業担当へインタビュー。
テレロボ導入ステップの一端を感じていただけますと幸いです。
1、テレロボを導入することになった経緯を教えてください。
毎月2~3回行っていた巡回や研修の為の工場訪問(本社:神奈川、工場:福島)がコロナ禍で難しくなり、
同時期に工場のある会津地方でやや強い地震が起こったこともあり、
「工場の様子を速やかに本社から観察できるツール」を検索しテレロボとiPresenceを見つけ
iPresenceの対応の速さと好印象だったということで選んでいただきました。
2、導入までの期間や導入検討したテレロボ、最終的にDouble3を選んだ理由を教えてください。
お打合せで各テレロボの特徴や機能を説明させていただき工場スタッフの方々の手間をとらず、
見たいところを自由に見れるという観点から自走式のテレロボ(temi、Double3)をご検討いただいておりました。
遠隔操作体験でtemi、Double3を比較していただいた際に、操作感の良さからご担当者様のお気持ちはDouble3で
ほとんど即決だったように見受けました。
大きな決めては「操作感」と「目線の合う背丈」。
その後も大変スムーズにご対応いただき、1か月程で導入に至りました。
3、導入にあたり工場管理ならではの課題や重視した点は何ですか?
工場遠隔管理ツールは世にたくさんありますが、その中でも代表的かつ簡易的なのは監視カメラかと思います。
ただし工場スタッフは監視されている環境にストレスに感じることも多く、管理方法に頭を悩ませる管理者の方々も多いです。
そこでDouble3を導入いただく際には、テレロボのコンセプト(コミュニケーションをとること、監視目的ではない)
を上手にご説明いただけたのだと思います。
また、工場スタッフが不快にならない様に接続の際は事前に目的・時間等を連絡し、接続時以外はカメラを背にしておく等の
最大限の配慮を行っていただいたことで、スムーズな運用に繋がったのだと感じます。
これは工場管理に限らずですが、周囲の理解なくテレロボを導入すると現場は困惑し、結果活用に至らないこともあります。
これを避ける為にはご担当者様の地道かつ丁寧なサポートが重要となります。
光明理化学様ではその点とても上手くご対応いただき、感謝しております。
4、導入後の工場の変化や今後こういう場合も使えるかも!などあれば教えてください。
良い変化として、遠隔操作者の分身として自然なコミュニケーションを行えていることで、
テレロボの醍醐味を皆様に感じていただけていると思います。
元々本社から工場までは車で5時間かけて行っていた訪問を、Double3に置き換えることが出来た良い事例となりました。
工場訪問へのハードルも下がり、コロナ禍で起こるコミュニケーション不足や遠隔業務確認等の課題をDouble3で
解決していただけています。
今後、工場見学や内部監査での活用が期待されております。
社内のみならず製品利用中・ご検討中のお客様にも面白い視察方法としてアピールが出来ると考えています。
テレロボはコミュニケーションツールですので、活用できる場面・可能性は無限大です!
※工場管理2022年2月号に「テレプレゼンスアバターロボットを活用した工場内巡回・作業者支援の遠隔化」をテーマに実用化までの流れを特別記事として誌面掲載いただきました。誌面PDFのダウンロードはこちらをクリック