【2023年3月】iPresence Monthly News
こんにちは!
梅の花をはじめとする木々の芽吹きとともに、暖かい春の陽気を感じられる日々が増えてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日3月1日は郵便事業開始の日!
明治4年3月1日(新暦1871年4月20日)、東京・京都・大阪の3都市とその間を結ぶ東海道筋の宿駅(62ヶ所の郵便取扱所)で「新式郵便」事業が開始されました。
これは前島密が発議したもので、1870年(明治3年)から11年間、郵政の長として事業を育成し、基礎を築きました。そのため「日本近代郵便の父」と呼ばれています。
”新式”と呼ばれたのは従来の飛脚便に対するもので、相違点は「国営・切手による料金前納・ポスト設置・あて所配達・全国均一料金」などがあるそうです。
創業時、元四日市町(現・中央区日本橋1丁目)に郵政省の前身となる駅逓司と四日市郵便役所が設置されました。四日市郵便役所は現在の日本橋郵便局で、郵便発祥の地碑(前島密の胸像)が立っています。
郵便事業が始まってから今に至るまで約150年、今ではロボットを介して意思疎通ができるまでになりました。テレコミュニケーション分野はこれから更に発展していくでしょう。
それでは早速、新しいビジネスや技術発展の可能性を見出すような情報、コミュニケーションの円滑化をサポートするサービスをご紹介します!
今月のスペシャルニュース
1.【temi】temi GOの予約受付開始!
研究開発、新規事業開発に!
2.【ソリューション】「遠隔商談」が TOKYO MICEテクノロジー導入ガイドラインに掲載!
AI搭載自走式テレプレゼンスロボットtemiと360度映像体験で遠隔から展示会へ参加!出展者と疑似対面で商談ができる!
3.【最新事例1】Double3を工場管理へ導入するにあたってのPoC事例
株式会社樋口製作所様の工場リモート管理事例をご紹介!
4.【最新事例2】Double3がデジタルハリウッド大学の卒業制作展に出動!
サウジアラビアから日本へ接続し、遠隔操作しながら制作展を見学!インタビューとともに動画で様子をお届けします!
5.【ブログ】現場事例から開発の裏側まで!最新のブログ記事をお届け!
・ハイブリッドイベントの概要(メリット・デメリット)と今後
・動く電話テレピー愛用者の紅林大空さんにインタビュー!独特の活用とカスタマイズ方法・テレピーに秘めた可能性は?
・Ubuntuを使いネットワークエミュレータの作成をする
・flutterでのインテグレーションテスト&Riverpodを使用したテストコードへのprovider情報の引き出し
6.【ソリューション】iPresenceが提供する製品・サービス・アプリケーション
・事業領域
・提供しているテレロボ
・テレロボハード開発
・テレロボアプリ開発
・デジタルツインSaaS 3DVR・AR・MR 販売・受託開発
・イベントSaaS 販売・サポート
1.【temi】temi GOの予約受付開始!
temi V3の操作性と自律走行性能を持ちデリバリーに特化した筐体を有するロボットtemi GO登場!
temi V3やtemi Platformといったtemiシリーズの中で、デリバリーの役割を担うtemi GO。このたび予約受付を開始いたしました!
temi GOの特長
・操作性(UI)は、temi V3と同じ
・走行性能はPlatformと同じ
・デリバリー用にサブディスプレイ搭載
・画面(画像/音声)で説明しながらモノを運べる ✓ 追従モードで簡単にマップを作成できる
temi GO活用例
temi GOは追従モードで簡単にマップを作成でき、目的地に画面で説明しながらモノを運べます。
例えばこんな時に活用いただけます。
レストラン
• テーブルに配膳
• テーブルから下膳
工場
• 部品/工具を作業場に搬送
オフィス
• 飲食物をデスクに搬送
• 必要文具/書類などをデスクに搬送
ホテル
• 荷物を部屋まで搬送
など。そのほかあらゆるシーンにおいて利活用が可能です。
temi GOの仕様
概要 | 重さ 60Kg(プラットフォーム部 25Kg)* *暫定 積載量 26Kg 寸法 115cm/(高さ)x 50cm(直径) カラー temi ブラック/ホワイト CPU ARM six cores processor LINUX Operating system |
ディスプレイ |
サイズ 13.3 inch |
ストレージスペース |
トップコンポーネント 28cm(H) x 半径22 cm 積載重量 8kg ミドルコンポーネント 28cm(H) x 半径22 cm 積載重量 8kg ボトムコンポーネント 28cm(H) x 直径44 cm 積載重量 10kg |
仕様 |
センサー 360° Laser lidar
ネットワーク部(セルラーモジュールはオプション) SIM card サポート USB ポート USB 2.0 Port x 1 Type-A
カメラ
速度 最大登坂角度 対応段差 走行可能隙間寸法最大 稼働時間 – ヘビーユース:3.5h 充電時間 |
temi GO導入価格
temiGO Success Plan
本体+システム&保守3年+送料 税込 ¥4,840,000(税抜 ¥4,400,000)
4年目以降システム&保守 税込 ¥495,000/年(税抜 ¥450,000/年)
¥4,840,000÷36か月=月当たり税込 約 ¥134,400(税抜 ¥122,200)
詳細や予約申込みをご希望の方、研究開発、新規事業開発に活用されたい方はぜひ問い合わせフォームよりご相談ください。
2.【ソリューション】「遠隔商談」が TOKYO MICEテクノロジー導入ガイドラインに掲載!
AI搭載自走式テレプレゼンスロボットtemiと360度映像体験で遠隔から展示会へ参加!出展者と疑似対面で商談ができる!
iPresence合同会社(本社:兵庫県神戸市)が提供するテレプレゼンスアバターロボット(以下、テレロボ)での「遠隔商談」サービスが、公益財団法人 東京観光財団から発行のTOKYO MICEテクノロジー導入ガイドラインへ掲載されました!
※MICEとは、M:Meeting(企業系会議)、I:Incentive Travel(企業の報奨・研修旅行)、C:Convention(国際会議)、E:Exhibition/Event(展示会・イベント等)の頭文字をとった総称のこと。
TOKYO MICEテクノロジー導入ガイドライン(P.17掲載)
https://businesseventstokyo.org/assets/pdf/resources/Tokyo_MICE_technology_guidelines.pdf
■テレロボでの遠隔商談とは
遠隔商談サービスはMICE領域において主催者や出展者、参加者が抱える下記のような問題を解決するソリューションです。
詳しくはこちらのプレスリリースをご参照ください。
3.【最新事例1】Double3を工場管理へ導入するにあたってのPoC事例
操作性に優れたスタイリッシュなテレプレゼンスアバターロボット(以下、テレロボ)として、幅広い業界で導入されているDouble3。
遠隔管理やリモートコミュニケーションを必要としている企業・工場ではどのような利活用が期待されているのでしょうか。
今回は工場管理シーンでDouble3をPoC(Proof Of Concept)のために導入された株式会社樋口製作所様の事例をブログにてご紹介しています。樋口製作所様ではDouble3が工場現場の雰囲気に溶け込み、ロボットデバイスならではの使い方を実践されています。操作者だけでなく、スタッフや外部サポーターなどもDouble3の扱いに慣れていくことで利用の幅が大きく広がりそうな可能性も感じられていました。
今回のDouble3導入によってコストや時間の削減、生産性向上とともに、コミュニケーションの充実にも繋がったようです。工場のリモート管理を検討している方はぜひご一読ください。
PoC事例を読む→https://ipresence.jp/blog_double3_poc_factory_management/
4.【最新事例2】Double3がデジタルハリウッド大学の卒業制作展に出動!
2023年2月10日〜12日に御茶ノ水ソラシティにて開催されたデジタルハリウッド大学の卒業制作展。遠隔からでも来場いただけるようにテレプレゼンスアバターロボットDouble3を設置、事前予約にて遠隔来場受付を行いました!
当日は遠隔来場者の方を案内しながら、遠隔操作で自由に制作物を見たり説明を聞いたりと、会場にいるかのような感覚でコミュニケーションを楽しんでいただけたようです。
実際に遠隔来場された方の中でサウジアラビアから日本へ接続して、我が子の作品を見に来られていた方がいましたので感想をインタビューしました。
現地の生徒さんにもテレロボ設置に関する反響を伺っています。是非動画にてご覧ください!
5.【ブログ】現場事例から開発の裏側まで!最新のブログ記事をお届け!
サービス関連のブログ記事
ハイブリッドイベントの概要(メリット・デメリット)と今後
新型コロナウイルスの影響により、オンラインでのイベント開催が広がりました。今、リアル開催に戻りつつありますが、オンラインを組み合わせた「ハイブリッドイベント」でのイベント開催が増えています。
遠隔コミュニケーションツールの技術が進化することを考えると、イベントはハイブリッド化していくと予想されます。
今回は、いま注目のハイブリッドイベントの概要や今後について語ってみたいと思います。
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動く電話テレピー愛用者の紅林大空さんにインタビュー!独特の活用とカスタマイズ方法・テレピーに秘めた可能性は?
iPresenceが製造・販売している「動く電話テレピー(Telepii)」をご愛用いただいている、マルチクリエーターの紅林大空(くればやしはるか)さんに、テレピーを使ったときの様子やデコレーションした本体の紹介をしてもらいました。
この記事では、日常やイベントで生み出されるソリューション、テレピーに秘めた可能性など、インフルエンサーである彼女独自の切り口から広がるテレピーの魅力に迫ります。
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開発関連のブログ記事
flutterでのインテグレーションテスト&Riverpodを使用したテストコードへのprovider情報の引き出し
この記事は、私、大阪国際工科専門職大学、 情報工学科、2年のuroketa(本名は伏せます)が、大学のカリキュラムで、iPresence合同会社の企業内で実習に臨まさせて頂いた時に作成したものです。
今回は、iPresence合同会社が開発しているアプリケーションのインテグレーションテストに触れさせて頂いた時の経験を記事にまとめてさせて頂きました。
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Ubuntuを使いネットワークエミュレータの作成をする
この記事は、私、大阪国際工科専門職大学、情報工学科、2年のuroketa(本名は伏せます)が、大学のカリキュラムで、iPresence合同会社の企業内で実習に臨まさせて頂いた時に作成したものです。
今回は、展示会場などの不安定なインターネット回線を再現するために、Ubuntuをネットワークエミュレータ代わりにし、ネットワークエミュレータを介してtemi(テレプレゼンスロボット)(今回はRICOH THETAもドッキング)に信号を送るエミュレートを行いました。
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6.【ソリューション】iPresenceが提供する製品・サービス・アプリケーション
事業領域
iPresenceの事業は多岐に渡り、テレロボの販売・レンタル・リースを含むハードの取り扱いや製造、独自アプリケーションの開発やサービス提供、その他デジタルツインやイベントSaaS領域における販売、開発、サポートなどとあわせて、カスタマーサクセスのためのトータル的なソリューション提案を行っています。また、ここには記載しておりませんが、自治体・教育機関・研究機関・財団法人・民間企業などと垣根を越えて単なるモノ売りではなく、コトづくり、業界の新しいスタンダード創出、次世代技術の対応開発・実証実験、社会課題の解決などをプロジェクト型事業で受託しております。
iPresenceが提供しているテレロボの機種
テレロボはビデオチャット、リモートコントロール、ロボットボディを掛け合わせ、あたかもそこに“自分の分身が存在”しているかのようなコミュニケーションができるツールです。各機種の詳細は下記の製品名をクリックしてご覧ください。
・temi(Avatar360)
・Double3
・kubi
・Ohmni
・動く電話Telepii(テレピー)
・OriHime
テレロボハード 開発(量産・試作)
◆withme(試作開発)
コンセプト:離れている人と「一緒に歩く」テレロボ
◆CARE-JIRO(試作開発)
コンセプト:介護施設の自動巡回ロボット
愛称:ケアじろう
◆FuAra(試作開発)
コンセプト:フィジカル遠隔コミュニケーションを可能にするソフトテレロボ
テレロボアプリ 自社開発・受託開発
複数のテレロボを取り扱うiPresenceだからこそ、複数メーカー(kubi/Kengan/temi)のテレロボを連携して利用できるアプリケーションの開発を行っています。その他ロボット運用に付随する受託開発も承っています。
◆AVATAR Robot for ZOOM:複数メーカー(kubi/Kengan/temi)のテレロボを連携して利用できるアプリ
◆Telepotalk:学校の授業や課外活動、休み時間などに遠隔で学校生活へ参加するためのアプリ
◆Avatar360:360度カメラ(RICOH THETA)をtemiに装着、temiの映像と連動したデュアル画面で現地の臨場感と新たな視点を一元化して提供するアプリ
◆動く電話Telepii(テレピー):テレピー専用の遠隔操作アプリ
デジタルツインSaaS 3DVR・AR・MR 販売・受託開発
◆デジタルツイン:4K画質での3DVRウォークスルー、点群データ、サイズ計測、情報埋め込み、SDKの開発を行っています。
・導入事例(敬称略)
播州織ブランド tamaki niime:https://ipresence.jp/casestudy/cs-202201-5/
◆AR・MR開発:
・導入事例(敬称略)
比叡山延暦寺 根本中堂:https://ipresence.jp/casestudy/cs-502/
上図のように根本中堂周辺にマーカー(イラスト)を配置、マーカーをタブレットやスマートフォンで読み込むと、3Dの物体映像を現実空間と重ね合わせて鑑賞できるようにしています。
イベントSaaS 販売・サポート
テレロボによるオフラインでのリアルな遠隔イベント来場だけでなく、オンラインにおけるイベント開催においても双方向に楽しめるバーチャルイベントプラットフォームを提供しています。
◆Airmeet:参加者側に自由度の高いエクスペリエンスを提供するオンラインバーチャルイベントプラットフォーム
◆vFairs:没入感の高いグラフィカルな会場演出がカスタマイズ可能なオンラインバーチャルイベントプラットフォーム
iPresenceではテレロボの遠隔操作体験やイベントプラットフォームのオンラインデモ、各種見積もり、その他開発に関するご相談を承っております。
ご希望の方は問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。