離れていても心は繋がる。iPresenceが提供した未来のコミュニケーション体験に大反響!

iPresence株式会社(兵庫県神戸市東灘区)が開発に携わった、遠隔抱きしめロボット『FuAra』(フアラ)が、先日閉幕した2025年大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ」にて、9月9日(火)から9月15日(月・祝)の期間限定で初公開されました!

『FuAra』のブースは会期中、連日大盛況となり、多くの来場者様にご体験いただきました。今回は、あの「遠隔ハグ」体験が生み出した感動と驚きの様子を、現地の写真と動画を交えてレポートします。

連日大盛況となった『FuAra』ブースと、体験待ちの来場者の方々
遠隔ハグ体験後にFuAra(中央)と記念撮影

『FuAra』が証明した、テクノロジーが生み出す「心の温もり」

『FuAra』は、iPresenceが大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学科様と共同開発した、やわらかいボディを持つソフトアバターロボットです。「離れた場所にいても、大切な人に心の温もりを届けたい」という想いから生まれました。

これまでの硬いロボットとは一線を画し、『FuAra』はあたかも人がハグするように、優しく包み込む感覚を伝えます。

【体験①】遠隔の鼓動が伝わる「お一人でのハグ体験」

ブースでは、まず『FuAra』が来場者様を優しくハグする体験を提供しました。FuAraの胸にあるハートからハグをしている間、鼓動の振動やや温もりを感じられる仕組みです。
体験された方々からは、「ロボットなのに本当に温かい気持ちになった」「なぜか安心感を覚えた」といった声が寄せられ、『FuAra』が単なる機械ではなく、感情を媒介する存在であることを証明しました。

【体験②】心の距離を縮める「二人での遠隔共同体験」

特に反響が大きかったのが、大切な人との共同体験です。

(右)モーションキャプチャーを通じて、遠隔ハグをしている男性 (左)遠隔ハグの動作が、FuAraに伝わり抱きしめられている女性
FuAraを抱きしめている女性

一方がハグの動きをすると、その動きがモーションキャプチャーによりリアルタイムで『FuAra』に伝達され、もう一方がいる『FuAra』がそのハグを再現します。

「離れていても抱きしめられるなんて、驚いた」「包まれる気分」という声が続出。技術を通じて、物理的な距離を超えた「心のつながり」を再認識して、笑顔がほころぶ瞬間がいくつも生まれました。

現地の熱狂を収めたレポート動画を公開!

万博会場での熱気と、来場者の方々が実際に『FuAra』を体験し、感動する様子を収めた動画を公開しています。ぜひ、未来のコミュニケーションが実現する瞬間をご覧ください!

【レポート動画】

イベント成功の先に:iPresenceが目指す未来

今回の万博での初公開を通じて、私たちは『FuAra』が持つメンタルヘルスケアへの可能性を強く確信しました。従来のコミュニケーションツールでは満たせなかった「触れることによる安心感」という価値を、私たちはロボットテクノロジーで実現しました。「まるでそこにいる」を体現するiPresenceの今後の展開に、ぜひご期待ください。

『FuAra』展示概要(実績)

項目 詳細
出展展示 「Resona Mirai Color ~冬~ ミライのテクノロジー」
開催日 2025年9月9日(火)〜9月15日(月・祝)
会場 大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ」