新たなコミュニケーションツールとして世の中に浸透しつつある、テレプレゼンスアバターロボット(以下テレロボ)。その中でも距離即位センサーで室内俯瞰マップを作成し自動走行するといった先進機能を持つのがtemi(テミ)です。

temi V2

temi V2

丸みをおびたかわいらしいデザインが特徴的ですが、temiの使い勝手が気になりますよね。
この記事では、遠隔地から実際にtemiを動かし、iPresence社内でコミュニケーションをとった記録を紹介しています。操作感や活用事例が気になる方は読み進めてみてください。

テレロボtemiの動かし方

temi center

temi center

temiを操作するのは、ブラウザの「temi center」か、スマホアプリ「temi」を使用する2つの方法があります。
今回は全ての操作機能が使える「temi center」でtemiを動かしていきます。

マップ上の選択地点に自動走行

マップイメージ

マップイメージ

「temi center」でマップ上の地点を選択すると、temiが自動走行で目的地にたどり着きます。
到着までに十字キー操作の必要はなく、障害物を避けてスムーズに走行してくれるのです。

あらかじめ社内フロアの俯瞰マップをtemiに読み込ませているので、迷うことなく最短距離を選定して自動走行します。扱いに慣れていなくてもクリック操作だけでtemiを動かせるので、最も使いやすい機能の一つです。
temiの移動はこの機能をベースにすると扱いやすいでしょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

・temi操作方法
https://youtu.be/EsCO3BxTYGg

temiコントロールセンターでの遠隔制御
https://youtu.be/nZUZHVeWnKY

temi主観画面での操作方法

temi主観画面

temi主観画面

temiから見える画面で操作する方法は、十字キーカーソル選択があります。
十字キー左右キー横回転上下キー前後の移動が可能です。
カーソル選択は画面上で見たい場所をクリックすると、その場所が画面の中央になるようにtemiが動きます。

temiコントロール説明

temiコントロール説明


また画面右の「追従モード」を選択すると、目の前にいる人を検知して自動でついていきます。知らない場所に案内してもらう時は大変便利です。
スマホアプリでも操作感は変わらず、画面上を選択するだけでtemiを扱えるので、初心者でも扱いやすくなっています。

テレロボtemiの操作感

temi遠隔操作画面

temi遠隔操作画面

実際にtemiを動かしたところ、使いやすくて便利な操作と、難しく感じる操作がありました。
AIを搭載し、自動追従やパトロールなど多くの機能を有するtemiは、ガジェットとして玄人向けの一面があると感じます。

慣れるのに時間がかかる操作がある

temi主観画面

temi主観画面

十字キーでの操作は、クセがあるので初めて扱う場合は、難しく感じるかもしれません。
キーを押して動作するまで、若干のタイムラグがあるので、任意の場所に画面を合わせるのは一定のトレーニングを要するでしょう。
temiは重量のある機体なのでレスポンスが速すぎると、安全面が懸念されるのでしかたがないですね。
カーソル選択とクリックで事足りるので、慣れないうちはそちらをおすすめします。

目的地にたどり着けばあとは快適

マップ選択や自動追従で目的地に到着し、画面の微調整をすれば、快適に人とのコミュニケーションをはかることができます。
近くにいる人とは良好な音声通話ができ、遠くの人の音声はあまり拾いません。リアルに会話をしている感覚に近いと感じることができました。
基本的にtemiの画面には操作者の顔が映っていますが、資料を見せたいときには画面共有もできるので、テレロボの利点が発揮できますね。

temiの利活用シーン

temi活用シーンは「イベント」「ビジネス」「学校」「医療」など多岐に渡って導入されています。

temi活用シーンイメージ

temi活用シーンイメージ

 

テレポテーションで場所を超えたリアルなコミュニケーション

オンライン通話にテレロボを導入することで、場所を超えたリアルなコミュニケーションが可能になります。
操作者が主体性を持って動かすことができるので、学校に行けない子供達や、介護医療機関の面会シーンなどにソリューションを提供することができます。
コロナ禍で物理的な交流機会が減るなか、イベントでの活用も問題解決と価値提供に貢献しています。

temiを分身として生産性を向上

忙しいビジネスパーソンには自分の分身としてtemiを活用することもできます。
複数の場所を同時に管理することも、temiを使えばリアルとテレロボのマルチタスクが可能です。
また1つのPCでzoom会議をしながら、temiを起動して同時操作することもできます。temiで通話する場合はzoomをミュート、ビデオの停止をする必要がありますが、zoomを停止する必要はありません。
temiは組織管理者の分身としての役割を担い、ビジネスシーンでの生産性向上にお役立ていただけます。

【まとめ】まずは操作体験をしてみましょう!随時受付中

temiの操作は初め戸惑うことがありますが、2~3回のトレーニングで慣れてスムーズに取り扱えるようになるでしょう。
AIを搭載した高度な機能があり、細かい設定調整もできるので、ガジェット好きな人の心をくすぐるものがあります。

また、届いてすぐに取り扱いができるように、セットアップの説明員が伺うことも可能ですので、安心してtemiをスタートすることができます。
テレロボの取り扱いはtemiだけではなく、「Double3」、「ohmni(オムニ)」など豊富な種類を取り揃えていることがiPresenceの強みです。

提供方法は「購入」「レンタル」「リース」と選択が可能です。
操作体験随時受け付けていますので、お気軽に問合せフォームよりご連絡ください。