工場管理2022年2月号に「テレプレゼンスアバターロボットを活用した工場内巡回・作業者支援の遠隔化」をテーマに
iPresenceの営業担当・藤永が3ページに渡り執筆、特別記事として掲載いただきました!
https://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

工場管理2022年2月号
工場管理2022年2月号
・テレプレゼンスアバターロボットとは
・テレロボの主な機種と機能
・テレロボを使った遠隔での工場管理
・作業者への心理的配慮と利用環境の整備が必要
(取材協力:光明理化学工業株式会社)

今回は執筆後に行ったインタビューを記載します。

・工場管理を執筆しての感想
専門誌ということで、現場で働かれている人たちに読まれる事を前提にして書きました。
現場の方々に理解していただける伝え方・内容でないと、せっかくの内容も読み飛ばされてしまうし、新しい情報を
受け取ってもらえなければもったいないですから。
できるだけ工場を管理されている方の目線に立って書いたつもりなので、伝われば嬉しいです。

・書くのにどれくらい時間がかかりましたか?
2日くらいかけて書き進めました。ぱっと見ただけではテレロボは何かわからないものなので、イメージしやすい
ように構成を考えるのに頭を使いました。

・製造業でテレロボは使われているものですか?
まだまだ普及しきっていませんが、少しずつ使われている状態です。
基本的にはオフィスで使われることが多く、テレロボを製造現場におくというのは、そこまで進んでいないというのが
正直なところです。
やはり移動するときに、工場内での移動の制限がすごくあって。
地面がでこぼこしていたり段差があったり、安全性など物理的な部分での制限があるので、それらがすべて大丈夫な
ところから使っていただいているというのが現状です。

・導入までに実証実験やおためし等を行うところは多いですか?
両方パターンがあります。遠隔で操作体験していただいて、すぐに導入されるパターンもあれば、1か月ほどレンタルして、
想定される使い方をいくつか試し、その上で評価されるパターンもあります。

・今後、製造業でテレロボって期待されてると思うのですが、、
“技術を継承する”、”遠くから管理する”という所で、人の存在が必要な場面で結構役に立つのではないかなと思います。
もう少し先になれば”ロボットを使って遠隔で一緒に作業をする”といった使われ方も、徐々にされていくんじゃないかなと
イメージはしています。

・今後も製造業の皆さんへ発信していきたいですか?
そうですね、モノのある世界が基盤にあって、それがあるからこそインターネットの世界が成り立つのであって、
モノのある世界をないがしろにしてはいけないと思っています。

・製造業以外で発信していきたい業界はありますか?
建設業、学校、医療施設、イベントですね。
テレプレゼンスアバターロボットや我々がやっているサービスは、人と人とのコミュニケーションを補うツールであり、
より豊かにできるものです。
その”人と人とのコミュニケーションが一番の価値である場所”での活用っていうのを、もう少し掘り下げていけたら
いいなと思っています。

・人と人だったり、現実的なモノと仮想空間のモノだったりをテレロボやiPresenseのサービスでつないでいきたい
という感じですかね?
そうですね、オフライン、オンライン、バーチャルとリアルの垣根なく情報のやり取りができるっていう、インプット
・アウトプットツールとしてのテレロボやサービスかなと思っています。

・今後も依頼があればこういう記事を書きたいですか?
記事より講演がしたいですね。記事の方が残るからいいんですけど、しゃべる方が楽なので。とはいえ、どちらも
受け付けますというスタンスでいきたいと思います。

・こういうインタビューってどうですか、会話の方がいいですかね?
会話のほうが良いですね。セミナーも一方的に話すのは顔色がわからなかったりするので、何に興味を持ってくれて
いるのかわからない。コミュニケーションを重視していきたいですね。

・相手や企業、社会が求めるニーズをリアルタイムにキャッチしていきたい感じですね。
ニーズは正直ここ最近分かっているなと思っていて、一緒にいたいという潜在欲求みたいなものを埋めてあげることが
できるツールなのかもしれないなとも思い始めていて。
一緒にいるとは何だということを追及しているサービス商品、ソリューションってまだほとんど世に出ていないと
思うんですよね。
今の状態だとまだ”ただ横にいるだけ”という感じなので、例えばロボットがきょろきょろしたり、壁をポリポリして
いたりすると、何しているのか気になってつっこんでしまうじゃないですか。
そんなそこに自然にいる感じができたらいいなと。もう少し一緒にいるという所に特化していってもいいのかなと
思った今日この頃です。

そんなモノが作れたらいいですね。