- 2026.03.31
創業13期目を迎えて ―― 代表クリストファーズからのメッセージ
いつも大変お世話になっています。 iPresenceのクリストファーズです。 2026年も早くも4月に入りました。 弊社としても13期目に突入し、感慨深く本当に今まで支えていただいた全ての方々に感謝ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
遠隔コミュニケーション業界に携わってこの16年強、コミュニケーションの本質とは・・・ という問いに対して色々と考え続けてきたような気がします。 これを機に我々の思想について書いてみました。
・・・・ 〜「話」から「伝」へ〜 コミュニケーションには2種類あると思う。「情報」を伝える場合と「想い」を伝える場合だ。 そしてそれはあらゆる「カタチ」で存在し絡み合っている。
例えばアートはアーティストの想いを伝えるための媒体である。 問いかける側、受け取る側、それぞれの想いや経験によって感じるもの、伝わるもの、感動するものが違う。 そこに面白みや感動があるのではないかと思う。 ゴッホの絵画を見ながら彼が伝えたかったことをモチーフや全体構成、ブラシの跡などの「情報」から感じようとする。 この一塗りをした時には彼にはどんな意図があったんだろう。 べっとり絵の具をブラシに塗ったときにはどんな気持ちだったんだろう。 想いを馳せる事で時空を超えたコミュニケーションが実現する。
仕事の世界でも業務のほとんどがコミュニケーションに関わることだと思う。 ミーティング、その後の議事録、写真や動画を撮ったり、図面を描いたり、データ収集したり。 リアルタイムもあれば、過去の理解から未来の誰かに対しての制作物、商品を売るための施策だったりする。 商品を作り、販売する際にもそうだ。 デザインにデザイナーやプロデューサーの意図が乗り移る。 「シンプルだからこそいいだろ」「俺はカラフルなデザインで世の中をカラフルにしたいんだ」など。 その主張がわかりやすい場合と非常にわかりづらい場合が混在する。 わかりやすく共感が受けられればより多くの人間に伝わる。 受け入れられると売れる商品やサービスになっていくというのがビジネスのカラクリの一つではとも思う。
どこかの誰かに自分たちの情報が伝わるようにとさまざまな取り組みを皆がしている。
昨今は生成AIの急速な発達によってあらゆるコミュニケーションの形が変わってきている。 その変化の波に乗れる人、なんとかしがみつこうと足掻く人、知らぬ間に完全に取り残されている人。
iPresenceはコミュニケーションx 先端テクノロジー のコンセプトから生まれる新たな人と人のつながりの「カタチ」をプロデュースしてきた。 誰かがこれで笑顔になるはずという直感に基づいた自信を信じながら突き進むことができる。 そんなメンバーが集まってる。我々の強みがそこにあるのではと思っている。
前例はなくても自分たちがこれが良いと思った「カタチ」をお客様に、世の中に提示してきた。 時にはテレロボットというカタチをとり、時にはメタバース、時にはアバターやホログラム、AIエージェントなど。 また、時間軸までも超えて建築施工段階をデジタルツイン化して管理するArchiTwinという建築業界に特化した新たな会社まで生まれた。
直接的な会話ももちろん大事なのだが、その目的は「情報伝達」だけではない。 そこに更に「想いの伝達」が乗ることにより相乗的にコミュニケーションの質が上がる。 「衣食住」に続く人の根本的なニーズに「話」があると考える。 更に想いが乗ることで「伝」に昇華し、双方向に成り立つことで対話の質が上がる。
昨年はガザでの紛争に巻き込まれて離れ離れになった母子たちの様子をニュースで見ていた。 もしもこんなものがあったら喜ぶかもなぁと思いながら構想を練った遠隔ハグロボット「FuAra」を万博で発表することでその価値を来場者に問いかけた。 テクノロジーに感情の触れ合いや愛情を組み合わせて遠隔で「伝える」ことを実現した。
今後はこういった新たなコミュニケーションの形が社会のインフラとして成り立つことをイメージしながら次の5年、10年にチャレンジしていきたいと考えている。
ちなみにこの文章は生成AIを一切使わずに作った。 AIを否定しているのではない。 AIはこれから我々のあらゆる分野に影響を持ち、知らないことの方が少ない存在になり、人の知識や進化を雪だるま式に加速させていく。 その共創社会の中でおそらくこれからより価値の出てくる「Made by Human」という新たな価値分野。 そして我々の想いを最大限に「伝えたい」と思った気持ちを感じ取ってもらいたいがために。 AIとのコミュニケーションを通じて能力を拡張させながらも同時によりHuman to Humanのコミュニケーションをより大事にしていきたい。
そんな想いを持ったiPresenceをこれからも引き続き是非ともよろしくお願いいたします。
2026.03.31 iPresence株式会社 代表取締役社長 クリストファーズ クリスフランシス



