iPresenceiPresence Magazineアバターロボット中学生、アバターロボットで社会と繋がる!iPresenceが挑む「トライやる・ウィーク」の舞台裏 アバターロボットBrand Story 2025.01.30 2025.01.30 中学生、アバターロボットで社会と繋がる!iPresenceが挑む「トライやる・ウィーク」の舞台裏 中学生がiPresenceで職場体験をする「トライやる・ウィーク」に参加し、アバターロボット「temi」の操作を体験。遠隔コミュニケーションや献血ルームでの交流、展示会での来場者との対話を通じて、テクノロジーの可能性やコミュニケーション能力を育みました。生徒たちは、未来への希望と学びを得て、活動を終えました。 「ドキドキするけど、ちょっと不安…」 そんな期待と緊張が入り混じる表情を浮かべた中学生たちが、iPresenceのオフィスにやってきたのは、少し前、初夏の風が心地よい6月のある日のことでした。彼らが挑むのは、神戸市が主催する「トライやる・ウィーク」。地域社会や職場での体験を通じて、働くことの意義や社会性を学ぶ、中学生にとって一大イベントです。 iPresenceは、2023年からこの活動に賛同し、未来を担う若者たちの成長をサポートしてきました。今年も、3つの中学校から未来の可能性を秘めたフレッシュな才能たちが集結。最先端テクノロジーに触れ、社会のリアルを肌で感じる、特別な5日間の冒険旅行がいよいよ幕を開けました。 未来への扉を開く:ロボット操作体験から生まれた学びと想い 今年の「トライやる・ウィーク」では、3つの中学校(神戸市立本山中学校、神戸市立向洋中学校、神戸市立友生支援学校)から、個性豊かな生徒たちが参加してくれました。彼らがiPresenceで体験したことの中から3つの体験をご紹介します。 【初体験】アバターロボット「temi」を操縦!未来のコミュニケーションにワクワク 初日、生徒たちは遠隔操作ロボット「temi」と初対面。初めて触れる最先端テクノロジーに目を輝かせ、ロボットを自在に遠隔操縦する体験に夢中になりました。実際に遠隔でロボットを動かしたり、コミュニケーションを取ったりする中で、「未来のコミュニケーションってこんな感じなのかな?」と、想像力を膨らませている様子でした。まるでSFの世界が現実になったかのような、ワクワクする時間となりました。 【感謝を届けよう】アバターロボットが繋ぐ、献血ルームでの心温まる交流 県立こども病院内にある「神戸市立友生支援学校みなと分教室」の生徒たちは、遠隔支援ロボットを活用し神戸市内の献血ルームを見学しました。輸血経験のある生徒ならではの視点を活かし、アバターロボット「temi」を通じて献血者の方々に感謝の気持ちを伝えるというミッションに臨みました。生徒たちからの「ありがとう」の言葉がロボットを通して献血ルームに響き渡ったとき、そこにはテクノロジーが人の心を繋ぐ、温かい感動が生まれていました。この様子はサンテレビNEWSでも紹介され、大きな反響を呼びました。 【EXPOで挑戦!】「temi」を操作し、来場者と交流!コミュニケーション能力が開花 本山中学校の生徒の皆さんは「未来モノづくり国際EXPO 2024」のiPresenceブースで大活躍。「temi」をオフィスから遠隔操作し、現地の来場者の方々と積極的にコミュニケーションを取りました。最初は緊張していた生徒たちも、ロボットを介して話すうちに、持ち前のコミュニケーション能力を発揮。ブースを訪れた多くの方々に「temi」の魅力を伝え、会場を大いに盛り上げてくれました。 オフィスからPCを使ってtemiの遠隔操作中の本山中学校の生徒さん 展示会会場にあるtemiへテレポートした様子 未来を掴む、彼らの言葉 プログラム終了後、生徒さんから沢山のメッセージを頂きました。その一部を、ご紹介いたします。 「ぼくはtemiを使用した東京・大阪の営業(会社から会場にあるtemiへ遠隔テレポート)で、お客様が『すごい』と言ってくださったことにやりがいを感じることができました。また、僕の夢の第一歩ともなりました。」 「5日間とても楽しかったです。」 「temiをつかって、いろいろな場に行くことが出来ました。」 彼らの言葉には、この5日間で得た学びと成長、そして未来への希望が、キラキラと輝いていました。参加された学校の生徒のみなさん、そして先生方より頂戴したお手紙を下記ご覧いただけます。みなさま素敵なメッセージを有難うございました! iPresenceが「トライやる・ウィーク」に力を入れる理由 1998年に兵庫県でスタートした「トライやる・ウィーク」は、阪神・淡路大震災を契機に、生徒たちが働く場を体験することで、「心の教育」を充実させることを目指しています。iPresenceは、この趣旨に深く共感し、次世代育成への貢献こそ、未来への投資だと信じています。 だからこそ、単なる職場体験ではなく、「未来をデザインする」という視点を持って、生徒たちがテクノロジーの可能性を実感し、自らの手で未来を切り開く力を育むことを目標に、プログラムをデザインしました。2023年度には、メタバース空間での体験やロボット技術を活用した職場体験を実施しました。 iPresenceが見据える、未来へ iPresenceは、これからも「トライやる・ウィーク」を通して、地域社会の活性化と、未来を担う人材育成に貢献していきます。最新テクノロジーを活用した学びの場を提供することで、生徒たちが未来への可能性を広げ、夢や希望を見つけられるよう、全力でサポートして参ります。 前の記事へ 一覧へ戻る 最新記事 中学生、アバターロボットで社会と繋がる!iPresenceが挑む「トライやる・ウィーク」の舞台裏 Double3で 製造工場の遠隔管理を実現!”光明理化学工業株式会社”様の導入事例 導入事例_神戸低侵襲がん医療センター/治療室3Dデジタルツイン Related Articles 関連記事 知事のリモート公務が変わる!アバターロボットで実現する未来の働き方 Double3で 製造工場の遠隔管理を実現!”光明理化学工業株式会社”様の導入事例 テレプレゼンスアバターロボットとテレビ電話の違い 内閣府の政策「ムーンショット目標1」「サイバネティック・アバター」とは