「もしも、遠くにいる友だちや、離れて暮らすおじいちゃん、おばあちゃんと、まるで隣にいるみたいにおしゃべりできたら…」そんなことを考えたことはないかな?
一瞬(いっしゅん)で別の場所に移動(いどう)することを、「テレポート」というよ。

まだ人間が本当にテレポートすることはできないけれど、「テレポートしたみたい!」と思えるような、不思議(ふしぎ)で楽しい体験を届けている、特別なロボットのお話をするよ。

特別なロボット「temi(テミ)」のひみつ

iPresenceが「テレポート体験(たいけん)」を届けるために使っているのが、「temi」という、ちょっと特別なロボット。temiは、君の代わりに遠い場所にいる人と顔を見ながらおしゃべりしたり、身ぶり手ぶりで交流したりすることができるんだ。

このロボットを使えば、離れていても、まるで同じ場所にいるみたいに話せるんだよ!

temiがテレポートをかなえてくれる3つのひみつ

ひみつその1:テレビ電話でどこでもつながる!

temiは、大きな画面のついたテレビ電話みたいに使えるよ。

たとえば、入院(にゅういん)しているお友だちが、temiを使って献血(けんけつ)ルームをテレポート訪問(ほうもん)した事例(じれい)があるんだ。temiを動かすだけで、まるで自分がその場所にいるみたいに、いろいろな場所を見て回ることができるんだよ。

ひみつその2:自分で動ける、かしこいガイドさん!

temiは、テレビ電話ができるだけじゃないんだ。自分で動いて、みんなをいろいろな場所に案内(あんない)してくれる、かしこいロボットでもあるんだよ。

たとえば、大阪(おおさか)にある工場(こうじょう)では、temiが工場の中を案内するガイドさんとして大活躍(だいかつやく)しているんだって!

ひみつその3:会いたい人にいつでも会える!

遠くにいるおじいちゃんやおばあちゃん、先生や友だちにも、temiを使えば顔を見ながらお話ができるよ。まるで、すぐにその人に会いに行ったみたいだね。

この技術(ぎじゅつ)を使って、temiは大阪万博(おおさかばんぱく)でも使われているんだ!

病院にいるお友だちが、temiを動かして、にぎやかな万博会場を冒険(ぼうけん)したんだって。 会場の雰囲気(ふんいき)や、いろいろな展示を楽しんだり、会場にいる人ととおしゃべりしたりできたんだよ。

temiが作る「テレポート体験」の世界

どうかな? temiのようなロボットのおかげで、遠い場所がぐっと近くなって、会いたい人にすぐに会えるような、そんな不思議で楽しい体験ができるんだよ。

テレポートは、もしかしたら君たちの未来(みらい)では、もっと身近なものになっているかもしれない。

iPresenceは、temi以外にもたくさんのロボットたちで、みんなの「テレポート体験」のお手伝いをしているよ。ぜひ、他のロボットも見てみてね。