2022年1月19日に発出したプレスリリースの通り、株式会社WOWOWコミュニケーションズさんがテレロボを導入
されました。問い合わせから導入に至るまでの様子や感じた事をiPresence営業担当へインタビュー。
テレロボ導入ステップの一端を感じていただけますと幸いです。

kubiを活用した研修写真(講師が遠隔からkubiに接続)

kubiを活用した研修写真(講師が遠隔からkubiに接続)

1、テレロボを導入することになった経緯を教えてください。
WOWOWコミュニケーションズさんでは日本国内に横浜本社、札幌、大阪、沖縄の4拠点を持ち事業活動をされています。
BCP対策として1業務を複数拠点にわけて対応されることもあり、拠点ごとの対応品質の均一化、高品質化などを
重視されていました。
そこで、各拠点のコンタクトセンター管理者が持つ個々の優れたスキルを全社に共有・展開することができないかと
考えておられたそうです。

また、コンタクトセンターの管理者はコロナ禍でも出勤し勤務が標準となっていました。
1.テレワーク(在宅)での遠隔管理者業務が出来ないか?
2.テレロボを活用することで、1人の管理者が複数拠点を管理することが出来ないか?
管理者の在宅勤務や新たな利用方法を検討する為にテレロボを導入しました。

2、どのテレロボを活用いただく運びになったのでしょうか。
弊社で提供している自走式、卓上型フルラインナップを確認頂き、社員の方に実際に機器を動かしていただいて、
自走式(Double3)、卓上型(kubi※各拠点に1台)を導入頂くことになりました。

Double3を使ったコンタクトセンターサポート

Double3を使ったコンタクトセンターサポート

3、導入いただいて先方の反応はいかがでしたか?
研修利用でとても良い評価を頂いたようです。
kubiを研修グループの席の上に置くことで、講師はこれまでグループの近くを歩き回りながら聞いていた
ディスカッション内容をはっきりと聞き取ることができ、より具体的なフィードバックを伝えられたとのことです。
講師がkubiの中から顔を上下左右に動かし発言者の目を見て話をすることで、参加者は講師にしっかりと見てもらえている、
自分の話を聞いてもらっているという意識と緊張感が生まれたとも聞いています。

4、導入に至る上で感じた課題や今後の改善点はありましたか?またはこういう場合も使えるかも!など閃いたことがあれば
教えてください。
自走式ロボットについては、手のあがった人のところに行くのに(人間と比べると)時間がかかります。
行きたい場所に到達する時間や精度など人間と比べてしまうとまだまだ完ぺきではありません。
今後5Gの普及などにより通信環境やロボット性能は向上していくと思いますが、私たちは異なる複数の
テレプレゼンスアバターロボットを行き来するテレポート(瞬間移動)を推奨しています。
今後メタバースなども普及する中で、デジタル空間とリアル空間のつなぎ目としてテレロボを活用頂くご提案も
開始しています!

5、実証実験を終えて今の気持ちをどうぞ。
「出勤」か「在宅勤務」かの2択ではなく、オフィス、在宅、サテライトオフィス、メタバース・・・
ワーカー自身の業務と状況に応じて最適なワークプレイスを選択する時代に突入していると感じます。
そんな中、各企業様、チーム内の「目線合わせ」・「温度感共有」をどうやって行くか頭を悩ませておられ
日々ご相談を頂きます。

WOWOWコミュニケーションズさんは、最初にお問合せを頂いたのが2021年始めでした。なんともう1年も前!
他企業に先駆けてハイブリッドワークに着手された先進企業であると思います。
ご担当者様は「テレロボが目の前にあることで利用方法は広がっていく、どう活かしていくか利用する側のマインドが重要」
とも仰っていました。
引き続き社内のいろいろなシーンでテレロボを活用いただき、社員の皆様が気持ちよく、効率的に働けるツールとなり、
会社の発展に寄与できればうれしいです。