動く電話テレピー愛用者の紅林大空さんにインタビュー!独特の活用とカスタマイズ方法・テレピーに秘めた可能性は?
この記事では、日常やイベントで生み出されるソリューション、テレピーに秘めた可能性など、インフルエンサーである彼女独自の切り口から広がるテレピーの魅力に迫ります。
紅林大空さんは、歌手、モデル、マルチクリエーターとして活躍するインフルエンサーです。原宿を活動拠点とし、ブログやSNS、音楽配信など様々な媒体で影響力のある発信を続けています。
紅林大空さんのことを詳しく知りたい方は公式ページをご覧ください。
https://lit.link/90884
テレピーを受け取ったときの率直な感想を聞かせてください
2022年の夏にテレピーを知って、最初に見たのは黒、次に白を見ました。すごくシンプルだからカスタムしやすいだろうなっていうのが第一印象です。
クリスさんと直接お話したときは、目をつけたらかわいい!とかで盛り上がりました。
家族との会話でテレピーを使ったときのことを教えてください
- アプリのインストール
- ユーザー登録
- 友だち申請
この3ステップ。
これだったら、うちの祖父母もすぐに操作できるだろうと思って。その場でプレゼントコードを送って登録してもらいました。
ちょうどそのとき祖父母が見てなくて、妹が登録したんです。スマホユーザーじゃない祖母に、テレピーの画面が動いている風景を見せたんですね。
なんだかわからないだろうなと思ったんですが、意外とテレビ電話だと理解するのが早くて、私が操作して動かしているということも理解してましたね!
お年寄りの方でも、ロボットロボットしていないから順応するのが早かったのかな。
祖母は自分の撮ったスマホの写真を画面越しに見せてくれました。
画面はちょっと広角になっている印象なので、祖父母が2人並んでも見切れることなく会話することができました。とってもかわいい。
スマホを初期設定のインカメラから反転してアウトカメラにセッティングすると、下の景色が見えます。それで1歳の子どもが見えたり、インカメラで妹が赤ちゃんを見せてくれたりしました。
やっぱり両手を放して遠くに置いておけて、画面に集中できるところがテレピーのいいところです。
テレピーを初めて見た方の反応はどうでしたか
デコレーションの楽しさだけでなく、その機能を使うことの面白さを発信できました。
初めに作った1号は髪やまつ毛を生やして、デコレーションしたんです。
孫テレピー(1号)は私の分身として祖父母と一緒にいてもらえるように、私の手から離れました。
繋ぐだけじゃなくて飾り物としても楽しいですよね!
カスタムテレピーは目や口をつけていて、(デコレーションは)個体によって違います。
私の代わりをしていたクレピーちゃん(2号)
ギャラリーにお客さんが来て、私がいない時間帯やいない日は、スタッフの方がお客さんとクレピーを繋いでくれて。私のスマホにクレピーから電話がかかってきて、私が対応できるときは対応するっていうことをしていました。
見た目だけじゃなくて、ちゃんと自発的に動くことができる、私が動かしている生き物として実感してくれているのがよくわかりました。
「どういうものなんですか?」「こういうロボットを作っているんですか?」って反応をもらえます。
「普通に自宅からでもできるんですね!」とか、寝起きで対応して「寝起きですっぴんなんですけど!」とか言って画面に出てきたり(笑)
「もしかして家ですか!?」とか何度か面白いことがありました。
あとフリマにも在廊してもらいました。私ご飯買ってきますって言って、クレピーをざぶとんにのせて繋いでもらって。通りすがりのおばさんとかがのぞきこんでて「何これ?映っているの?」って。
それぞれの反応が面白かったです。
髪の毛を染めたときのことを教えてください
髪の毛を染めにいったときに、美容院の鏡の前にテレピーを置いて、おばあちゃんにどんな色がいいかってリクエストしたんですね。
私 「茶色ね、OKわかった!」
レインボーのベースの上にブラウンを載せたような色に出来上がりました。
私「いわれた通り落ち着いた色ベースのレインボーです!」
おばあちゃんが左右を見て
「えー!どこがー!?」って。
そんなおばあちゃんがすっごくかわいかったです。
あとサロンの中も見れたのがうれしかったみたいで。派手髪のサロンなので行くことがないじゃないですか。変わってるし。
「すごい、ミラーボールがある!」とか、いろんなところに目が行って可愛かったです。
いろんな年齢層、いろんなカテゴリの方に意見が聞けたのはよかったと思います。
デコレーションテレピーのデザインコンセプト
テレピーは、特に離れて暮らす家族のために適していると思ったので、私は真っ先に祖父母用にかわいいテレピーを作って送りたい。次は受ける自分用にかわいいテレピーを作りたいと思いました。
シンプルですけど塗装は重ね塗りでこだわって、けっこう大変でした。マスキングしたり、溝までまんべんなく染めたり。
クレピー(分身テレピー)を作って、お店に立たせて動いてもらう・人に見てもらって操作を面白がってもらうっていうことがしたいです。それがデザインのコンセプトになっています。
テレピーでこれからやろうとしていることは何ですか
テレピーは点滅信号を受け取っているから、画面録画で動かした信号がそのまま録画されていて、流すと動くということを知ったので、動きが付いた動画を作って、それぞれループ再生で動いてもらおうかなと。そして即売会の形をとろうと考えています。
それがこのテレピーの可能性を見出す集大成ということで、実現しようと思っています!
コミュニケーションツールで使うのであれが通常使用で十分ですが、プラスアルファの活用として、私の代わりに働いて欲しいという願望があったので、やってみようと思いました。
なので動画再生で勝手に動いてくれたり、NFCタグでURLサイトを受信してくれたり、私の音声データを受け取ってスマホから声が出たりするのは面白いギミックになるかなと。
友だちに年賀状を送りつけて、キャラクターシールにNFCタグを忍ばせて、文字の謎が解けたら、「スマホをかざしてね」のメッセージが浮かび、かざすと新年早々自作のラップが届くっていう(笑)
実は友だちの誰も解けてないんですよ!悲しい(笑)
ヒエログリフで謎解きしてるから難しいのかもしれません。新年から怪文書が届くという、NFC実証実験を行いました!
一つ手間が増えると、自分のなかで「やったな」って実感が得られるので、来て見るだけじゃなくて、体験してもらうっていうワンステップがあって、テレピーがあったらきっとかわいいだろうなって発想です。
ロボットには以前から興味があったのですか
なのでロボティクスの会社・iPresenceさんと交流ができて、純粋にうれしいと思っています。
テレピーは新しいもの、コミュニケーションツールということで、惹かれました。
(iPresenceは)他に大きなロボットとか扱っていたりするんですけど、テレピーはやっぱり日常の人と人を繋ぐコミュニケーションツール、私としても可能性を感じていて。
問題は、ロボットが本当に好きだといって情報にたどり着く人以外は、なかなかそこ(テレピー)にアクセスしづらいこと。なのにあったら便利だと思うので、そういう層にテレピーを知ってもらえたらいいなと思ってます。
テレピーへの想い・可能性をお伝えいただけますか
ご高齢の方でも、操作ができたときの嬉しさみたいなものが画面からダイレクトに伝わるのが魅力的です。私は楽しさっていう部分で、みんなにお伝えしたいなって思います。
広角っぽい画角になっているので、おじいちゃんおばあちゃんが二人並んでいても、子どもが(テレピーの)後ろにいる場合でも、(インカメラとアウトカメラの)画面を切り替えることができるのが、非常に操作性が高くて便利だと思っています。
とにかくかわいい!かわいがり甲斐のある卓上ロボットっていうのが、イマの生活スタイルにしっくりくるんじゃないかなと思います。
こまごました部分では、
- もっとカラー展開があったら
- ネコ耳がついてたら
- 限定バージョンがあったらかわいいな
そんなことは思います。機能に関しては十分じゃないかなと思ってます!
スマホを右左(の矢印ボタン)だけで動かせるのって面白いですよね!おじいちゃんおばあちゃんが自分で操作できることを喜んでました。
これからも私なりにテレピーの可能性を広げていって、私の分身ロボットになってもらうようにカスタマイズを楽しんでいきたいです。