- 2026.01.30
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ローカル5G対応、高倍率・高精度カメラを搭載した自律移動テレロボットの販売開始、東京都「NEXT 5G Boosters Project」を契機に事業化を加速

iPresence株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:クリストファーズ・クリスフランシス、以下iPresence)は、ローカル5G環境に対応した遠隔体験・遠隔操作ソリューションの販売を開始いたします。本ソリューションは、従来より検討・開発を進めてきた遠隔体験・遠隔支援ソリューションをベースに、東京都が実施する「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)」において、開発プロモーターであるTIS株式会社(以下、TIS)の支援をうけ実現したローカル5G実証を通じて、付加価値の向上と実用性の確認が進んだことを受け、事業化を本格化するものです。
iPresenceはこれまで、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノンMJ)と連携し、キヤノン リモートカメラを活用した遠隔映像・遠隔確認ソリューションの事業化と検証を継続的に行ってきました。今回のローカル5G実証により、4K映像の安定伝送など、従来環境では難しかった高精細・高臨場な体験が実用レベルで成立することが確認され、ソリューション全体としての価値向上が見込めることが明らかになりました。
これを受け、iPresenceはキヤノンMJの協力のもと、キヤノン リモートカメラを含む構成を前提とした拡張開発および運用検証を進めるとともに、対象ソリューションの拡販を本格的に推進していきます。キヤノンMJには引き続き技術・運用面での協力を得ながら、顧客ニーズに応じた機能拡張や提供形態の検討を行っていく予定です。
また本取り組みは、東京都の事業であるTokyo NEXT 5G Boosters Projectの開発プロモーターであるTISからも事業・技術の両面で支援を受ける体制を構築しており、ローカル5Gを活用した新たな業務活用モデルの確立と、複数業界への横展開を視野に入れた事業化を進めていきます。
iPresenceは今後、製造業、インフラ、公共施設、教育・観光分野などを中心に、本ソリューションの導入提案を本格化させ、ローカル5Gを活用した実用的な遠隔体験・遠隔支援の社会実装を推進してまいります。
【具体的な用途例】
本ソリューションは、フラットな床面環境において自律移動ロボットが安定走行できることを前提に、「対象物に(カメラズームで)近寄って細部を確認すること」と「(テレビ電話機能を搭載することで)その場にいる人と対面に近い形で会話・意思疎通ができること」を同時に実現する点に特徴があります。単なる移動型カメラではなく、遠隔から関与・対話・判断ができるテレプレゼンスとしての価値を持ちます。
製造業・工場分野では、装置の状態や表示を遠隔から拡大して確認しながら、現地作業者と会話し、その場で状況をすり合わせる用途が想定されます。専門家や責任者が現地にいなくても、対面に近い感覚で確認・指示・相談が可能となり、立会いや出張の代替・補完として機能します。
研究所・開発施設では、実験装置や試料の状態を遠隔から確認しつつ、現地研究者とリアルタイムに議論・確認を行う用途が考えられます。共同研究やレビューの場面において、「見る」と「話す」を分断せずに同時に行える点が価値となります。
建設・設備分野では、設備の据え付け状態や配線状況を遠隔から確認しながら、現地担当者と会話し、その場で修正指示や確認を行う用途が想定されます。事前検査や専門家立会いを遠隔化することで、移動負担や日程調整の負荷を軽減できます。
オフィス・ショールーム分野では、製品や設備の細部を遠隔から見せつつ、顧客や来訪者と対話しながら説明・提案を行う用途が考えられます。単なる映像配信ではなく、「その場で案内している」感覚を遠隔から再現できます。
公共施設・インフラ分野では、設備表示や制御盤を遠隔から確認しながら、現地職員と会話し、その場で判断や対応方針を共有する用途が想定されます。巡回や立会いを遠隔から補完しつつ、人的な関与を維持できます。
教育・研修分野では、実験装置や教材を遠隔から近接して見せながら、講師がその場にいるかのように説明・質疑応答を行う用途が考えられます。単なる映像授業ではなく、現場に入り込んだ形での指導や解説が可能になります。
これらはいずれも、「見る」ことと「話す」こと、「確認する」ことと「関わる」ことを同時に成立させる点に価値があります。本ソリューションは、対象にカメラズームで近寄って細部を確認しながら、現地の人と対面に近い感覚で関与できるという、テレプレゼンスならではの体験を業務に組み込むための基盤として位置づけられます。
■「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)』とは
東京都では、都内スタートアップ企業が、都心部から郊外・山間部、離島を持つ東京というフィールドを活かしながら、世界で通用する競争力を磨き、5Gをはじめとした次世代通信技術を活用した新たなビジネスやイノベーションを創出し、都民のQOL(Quality of life)向上に寄与する有益なサービスを創出するとともに、各スタートアップ企業の企業価値向上を目指しています。本事業は、東京都と協働して支援を行う事業者を開発プロモーターとして募集・選定し、スタートアップ企業に対し多角的な支援を行います。開発プロモーターは、3ヶ年度にわたり支援先スタートアップ企業等の開発・事業化を促進するため、連携事業者(通信事業者や実証フィールド提供者、研究機関、VC・金融機関等)と連携しながら、資金的、技術的な支援やマッチング支援等を行います。支援先スタートアップ企業は、開発プロモーター等の支援を受けながら、次世代通信技術等を活用した製品・サービスの開発及び事業上市を目指します。
▼詳細はこちらをご参照ください(本事業Webサイト):
https://next-5g-boosters.metro.tokyo.lg.jp/



