iPresenceが提供するTaaS(Teleportation as a Service)とは
-TaaS(Teleportation as a Service)とは-
Teleportation as a Service(テレポーテーションアズアサービス)の頭文字をとって、”TaaS(タース)“です。
本来テレプレゼンスアバターロボットは、各メーカーが対応する専用のアプリで稼働します。そのため、複数の異なるメーカーのテレロボ間をテレポートして遠隔操作したい場合、それぞれの専用アプリを立ち上げて都度アクセスする必要があります。
例えばお客様の来訪時、受付用に設置されている卓上テレロボから、案内用の自走式テレロボへアクセスしたい場合、卓上テレロボ用のアプリで遠隔操作した後、自走式テレロボ用のアプリを起動して遠隔操作するという流れになります。
この場合、各アプリの立ち上げに時間がかかったり、アプリの操作方法も違ったりと覚えることも多く手間もかかります。
こういった手間を省き、全く異なるメーカーのテレプレゼンスアバターロボットを同一のアプリから操作可能にした上で、複数のロボットを登録、テレポートをしながら、画面で遠隔操作ができるようにしたテレプレゼンスロボティックプラットフォームのことを、Teleportation as a Service Platform(テレポーテーションアズアサービスプラットフォーム)と名付けiPresenceが発表しました。
メーカーを問わず世界中のどこからでも活用できるプラットフォームと、ハードウェアがアップデートされても永続的に利用できるネットワークとして、TaaSはiPresenceの開発基盤となっています。
TaaSを活用することで、複数のテレロボ間をテレポートしながら、観光地などにアクセスし、現地の情報収集や遠隔ショッピング、遠隔コミュニケーションを楽しめ、自分の意思による遠隔操作が可能になります。
またロボティクスとデジタルツインが連動したインフラをスマートシティの一部とした、新たなコミュニケーションシステムやデータ収集システムの構築にも活用しています。
リアルの世界にいるテレロボとバーチャル世界を表現するデジタルツイン、それらと連動するアプリやサービスを全てひっくるめて、TaaS Platformとして提供することにより、困りごとの解決や未来を見据えた試みができると信じ、将来的にさらなる新たな広がりを持たせられるよう多方面で開発中です。
iPresenceは今回お送りしたTaaSを軸にテレロボで何ができるのか、どうすれば困りごとが解決するのか、未来を見据えた新たな試みの手助けとなるべく、顧客の皆様へサービスを提案しながらものづくりをしてきました。今後も根本的なことは変わることなく、さらにより良い社会にするべく日本文化や地方創生プロジェクトなどにも尽力してまいります。
というわけで今回はiPresenceが提供するTaaS(Teleportation as a Service)についてお送りしました!