AI案内ロボット「temi」Solution
概要

AI案内ロボット「temi」は、生産人口の減少によって深刻化する人手不足や多言語対応の負荷、説明業務の属人化といった施設運営の課題に対して、安定した案内品質と運営効率の両立を実現するソリューションです。自律移動・対話AI・タブレット表示・動画説明・遠隔接客を一体化した設計により、来訪者の誘導、展示説明、工場見学のガイド、イベントでの呼び込み、病院での入院説明など、多様な案内業務を自動化できます。特に、動画を用いた説明は理解度を高め、スタッフが何度も繰り返していた説明作業を大幅に省力化します。また、多言語対応によって外国人来訪者にも同一品質の案内が可能になり、案内品質の標準化につながります。temiの導入は単なる省人化だけでなく、近未来的な体験価値の提供、社内外へのブランディング強化、組織内のロボット活用リテラシー向上にも寄与します。
機能

AI案内ロボット「temi」は、案内・説明・誘導業務を自動化できる多機能ロボットです。最大の特徴は「自律移動」と「説明AI」を組み合わせている点で、施設内をスムーズに走行し、来訪者を目的地まで案内したり、展示物の前で説明を開始したりすることができます。搭載されたタブレットは、静止画・動画・Webページの表示に対応し、工場見学や病院での入院説明など、動画を活用した高品質なガイドに利用できます。遠隔接客機能によって、スタッフが離れた場所からビデオ通話で対応することもでき、受付・インフォメーション業務の代替手段として有効です。AI対話機能を組み込むことで、来訪者からの質問に自動応答したり、多言語で説明したりすることも可能です。また、動線に合わせて巡回しながらアナウンスを行う「呼び込み」機能や、展示物に近づくと説明を開始する「誘導+解説」の組み合わせなど、シナリオに応じた柔軟な活用ができます。temiは単体で完結するのではなく、API連携やシナリオ設計により機能を拡張できるため、施設の業務プロセスに合わせて最適な運用が可能です。
導入目的

temiV3を導入している企業の主な目的は以下です。
1.人員削減(業務の一部自動化による人的コスト最適化)
2.多言語対応(外国人来訪者にも同一品質の案内)
3.案内・説明の省力化(動画・AI対話による業務削減)
4.説明品質の安定化(属人性を排除し、いつでも同じ品質)
5.人材配置管理コストの削減(ピーク時間帯の補完、配置の柔軟化)
6.動画説明による理解度向上(医療現場や工場説明で特に有効)
7.近未来的な体験価値の提供(“先進性”の象徴として)
8.社内外へのブランディング(先進的企業としての印象強化)
9.組織内教育(ロボット活用リテラシーの向上)
AI案内ロボット「temi」が実際に導入されてきた現場を振り返ると、導入の理由は単なる“省人化”に留まらず、施設運営の本質課題に直結した必然性のあるものであることが分かります。まず顕著なのは、生産人口の減少に伴う人手不足です。案内スタッフや受付担当は確保が難しく、特に繁忙時間帯やイベント開催時には十分な人数を配置できず、サービス品質が不安定になっていました。temiは、一定品質で来訪者対応を継続できるため、人員不足に左右されない運営体制の構築に大きく貢献しています。
次に、多言語対応の需要増加も重要な導入理由です。工場見学やショールームでは海外からの訪問者が増え、説明を英語や中国語で行う必要がありますが、対応できるスタッフの確保は容易ではありません。temiは多言語の音声案内や動画説明に対応し、外国人訪問者にも同一品質のガイドを提供できるため、国籍に依存しない安定した案内体制を実現します。
説明業務の省力化と品質安定化も、導入が加速した大きな背景です。病院では入院説明や術前説明をスタッフが一日に数十回行うケースもあり、説明内容の統一が難しいという課題がありました。temiによる動画説明は内容が常に一定で、理解度も高く、説明漏れの防止とスタッフ工数削減の両方に寄与しています。同様に、工場見学や展示物説明でも、担当者の経験差による説明のばらつきが改善され、案内の属人性が解消されています。
また、施設運営側の視点では「人材配置の最適化」も重要な理由として挙げられます。受付や誘導のように“存在していること自体が価値になる業務”をtemiが担うことで、スタッフをより専門性の高い業務に集中させることができます。結果として、運営効率の向上だけでなく、働き方の改善にもつながっています。
さらに、temi導入は“先進性の体現”としての意味合いも強く、多くの企業がブランディング目的で導入しています。展示会やショールームでは、temiの存在そのものが「未来的」「革新的」という印象を与え、企業姿勢を象徴する役割を果たしています。また、社内でロボット活用が進むことで、DX推進のきっかけや、ロボットリテラシー向上にもつながり、中長期的な組織価値の向上につながっています。
これらの理由を総合すると、temiの導入は単なる業務代替ではなく、施設運営の課題解決、顧客体験の向上、企業価値の強化を同時に達成するための戦略的な取り組みとして位置づけられます。AIとロボティクスによる案内自動化は、すでに多くの現場で“必要なインフラ”となりつつあります。
代表的な導入施設

AI案内ロボット「temi」は、多様な施設で導入が進んでおり、その活用範囲は想像以上に広いものになっています。
1. 工場見学案内(多言語・動画説明)
・外国人顧客への説明品質の統一
・工場概要の動画説明で理解度向上
・担当者の説明時間を削減
最も導入が多いのは工場見学の現場です。製造工程の紹介や会社説明を動画と音声で統一的に伝えることができ、多言語にも対応するため、国内外の来訪者に対して常に同じ品質で案内できます。担当者が繰り返し説明する必要がなく、省力化と品質安定化の両立が可能です。特に海外顧客の受け入れが多いメーカーでは「説明のばらつきがなくなった」という声が多く、temiが標準ガイドとして定着しています。
2. 受付案内(オフィス・ビジネスイベント)
・来訪者を会議室や目的地まで自律案内
・イベント会場でのフロア導線説明
・受付スタッフの負担軽減
オフィスやビジネスイベントでも活用が増えています。受付で来訪者を自律移動で会議室まで案内したり、イベント会場でフロア案内を行ったりと、人手が不足しやすい場面で大きな効果を発揮します。来訪者が迷うことなく移動できるため、施設全体の導線が滑らかになり、運営効率も向上します。イベントでは、スタッフの代わりにtemiが案内役を担うことで、人的リソースを企画・運営に集中させることができる点も評価されています。
3. 呼び込み(展示会・イベント)
・自動アナウンスによる集客
・疲れない呼び込みスタッフとして稼働
・音声+動きの組み合わせで来場者の注意を引く
展示会の呼び込み用途も非常に効果的です。temiは歩行しながら音声で来場者にアピールできるため、ブースの前に立つスタッフのような役割をロボットが担います。疲れずに繰り返し呼び込みを行うため、集客効率が安定し、展示会の存在感を高めることにつながります。temiの近未来的な外観は、企業の技術力や先進性を強調する要素としても機能し、ブランディング効果も得られます。
4. 動画説明(病院での入院・術前説明)
・説明漏れを防ぎ、理解度を高める
・同じ内容を何十回も説明する必要がなくなる
・医療スタッフの大幅な省力化
病院では、入院説明や術前説明など、スタッフが何度も繰り返し行う説明業務をtemiが代替しています。動画を活用した説明は内容が統一され、患者の理解度も高く、説明漏れの防止にもつながります。医療スタッフの負担が軽減されることで、専門性の高い業務に集中できる環境が整い、医療サービス全体の質向上にも寄与しています。
5. 展示物説明(ショールーム・博物館)
・展示物の前まで移動して自動で説明
・画像・動画を使ったリッチな案内
・多言語説明で国籍問わず対応可能
ショールームや博物館では、展示物の案内役として導入されています。展示物の前まで自律移動し、画像や映像を交えた説明を行うことで、来訪者の理解を深めることができます。多言語説明にも対応できるため、インバウンド客が増える施設では特に効果を発揮します。ただ説明するだけでなく、体験としての満足度を高める役割も担い、施設価値の向上にもつながっています。
このように、temiは工場、オフィス、展示会、病院、ショールームなど、目的も環境も異なる現場で実際に成果を上げています。共通しているのは「案内の標準化」「説明工数の削減」「多言語対応」「来訪者体験の向上」という導入効果であり、temiは今後も幅広い施設において“新しい案内インフラ”として活躍の場を広げていくと考えられます。
導入メリット(導入目的と用途の結果として得られる効果)
・案内に関わる工数を大幅に削減
・スタッフの配置を最適化
・案内や説明の品質が均一化
・多言語説明の負荷をゼロ化
・来訪者満足度向上
・施設の“未来感”を演出
・外部向けプレゼンス向上
・ロボット活用ノウハウの蓄積(組織のDXの第一歩)
AI案内ロボット「temi」の導入メリットは、人手不足解消や業務効率化にとどまらず、施設全体の運営品質を底上げする点にあります。まず、案内や説明をロボットが担うことで、スタッフを専門性の高い業務へ再配置でき、人材の活用効率が大きく向上します。来訪者対応の多くが自動化されるため、人員削減だけでなく、人材配置の柔軟化にもつながります。また、多言語対応機能により、外国人訪問者にも同一品質の案内を提供でき、語学スタッフを確保する必要がなくなります。説明業務では、動画やAI対話を活用することで説明内容が標準化され、属人性による品質のばらつきが解消されます。病院での入院説明や工場見学、ショールームでの展示解説などで特に効果が高く、説明漏れの防止や理解度の向上が実現します。さらに、temiは自律移動による誘導や巡回アナウンスも可能で、来訪者が迷いにくい環境をつくり、施設全体の導線が改善されます。加えて、temiの存在は“近未来的な体験価値”を提供し、企業のブランド力や先進性を強調する要素としても機能します。ロボットを活用することで、社内にDX推進の土台が生まれ、組織としてのロボット活用リテラシーが向上する点も大きなメリットです。これらの効果により、temiは案内業務だけでなく、企業価値や運営品質の強化に広く貢献します。
iPresenceが選ばれる理由
iPresenceが選ばれる理由は、単なるロボット販売に留まらず、「temiを使いこなせる状態」まで伴走する総合的な支援にあります。temiは多機能なロボットである一方、現場で効果を発揮させるためには、AI対話の設計、シナリオ構築、動画説明の制作、動線設計、運用フローの整理など、導入後の細かな最適化が不可欠です。iPresenceはこれらすべてを自社で一貫して提供できる数少ない専門企業であり、PoCから本導入、運用開始後の改善まで、ロボット活用を「業務として成立させる」ところまで支援しています。また、工場見学、病院の説明業務、ショールーム案内、イベントの呼び込みなど、多様な分野で蓄積したノウハウが強みです。用途ごとに最適な運用シナリオや成功パターンを熟知しているため、導入企業は自社の環境に合わせた最適な使い方を短期間で構築できます。さらに、複数台運用や複数拠点展開の実績も豊富で、評価されています。技術面でも、独自のAI対話開発やAPI連携、動画の企画制作まで幅広くカバーしており、temiを単なるガジェットではなく“ソリューション”として機能させる力があります。こうした総合力と伴走力により、iPresenceは各業界から信頼を集め、temi活用のパートナーとして選ばれ続けています。
導入の流れ
AI案内ロボット「temi」の導入は、初めてロボットを扱う企業でも無理なく進められるよう、段階的で分かりやすいプロセスで構成されています。まず最初に行うのは課題ヒアリングです。現場の目的や導入理由、解決したい業務負荷、案内動線などを丁寧に整理し、どのような形でロボットが貢献できるかを明確にします。その後、実機を用いたデモンストレーションを実施し、実際の動きや説明方法、サイズ感を確認していただきます。この段階で、具体的な活用イメージが固まる企業が多くあります。この時点で正式導入の判断が難しい場合は、導入理由をより明確にするため、多くの企業はPoC(実証)を選択します。短期間で実際の現場にtemiを配置し、動画説明の効果、来訪者の反応、自律移動の精度、人手不足への寄与など、実運用に近い形で検証します。PoCの結果を踏まえ、正式導入の可否を判断するため、リスクの少ない導入プロセスとなっています。
価格
基本となるのは「Success Plan」で、ロボット本体の買取、クラウドシステム、アプリケーション利用、サポート、そして3年間のメーカー機器保証がすべて含まれています。3年パックの価格は税込242万円(税抜220万円)で、これだけで導入に必要な機能とサポートを一通り利用できます。4年目以降も利用を継続する場合は、システムおよびサポートの契約更新が必要で、年額55万円(税込)となります。この更新を行うことで、temi centerを用いたロボット管理、シーケンス機能、各種アプリケーション(独自開発アプリを含む)を引き続き利用できます。更新をしない場合は機能を利用できなくなります。オプションとして、docomoの無制限データ通信SIMに対応しており、年間12万円(税別)で利用できます。また、temi向けの拡張アプリ開発にも対応しており、内容に応じて個別にお見積りいたします。
なお、3年間のメーカー機器保証はSuccess Planに含まれていますが、4年目以降の保証はありません。そのため、保証期間終了後に故障が発生した際は有償修理になります。修理受付の終了時期は未定ですが、5年目以降は動作保証がなく、機体の状態に応じて「利用可能な範囲で運用する」という前提になります。これらを踏まえ、temiは3年を一区切りとして導入し、必要に応じて継続利用していくモデルとなっています。


