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iPresenceAVATAR-LEARN-アバター活用創出塾 |テレロボを使用した価値創造をサポート!

AVATAR-LEARN-アバター活用創出塾 |テレロボを使用した価値創造をサポート!

2023年6月28日(水)、大分県別府市末広町のB-biz LINKで開催された事業創造のイベント【AVATAR-LEARN-アバター活用創出塾】では、iPresence藤永が講師を担当し、テレプレゼンスアバターロボット(以下:テレロボ)を活用した事業創造について講義を行いました。テレロボ(アバター)の活用を検討している方向けに、講習や操作体験を通じて身近に感じてもらい、活用方法のアドバイスや導入サポートを提供しました。

iPresenceはテレロボを通じて、ビジネス・イベント・観光・教育などの様々な分野で、変革の促進・ソリューションを提供してきました。それに伴い、DXや新たな産業創出などを目的とする地方の自治体や団体から、テレロボへの問合せをいただいております。今回は「アバター県おおいた」を掲げる大分県の地方創生にかける熱意を感じた一日を紹介します。

 

アバター活用創出塾「AVATAR LEARN」/ iPresence藤永が講義実施

大分県の主要産業の一つといえる観光分野においては、インバウンドや遠方の観光客に向けた、新しい観光モデルを確立しようとしています。例えば、コンシェルジュのアバターを使い、リアルとデジタル双方向への積極的な顧客アプローチを可能とする仕組み作り等を計画しています。

んな中、大分県のアバター事業の創出を支援するHELLO FUTURE!が運営事務局となり、一人でも多くの方にテレロボのことを知ってもらうために、アバター活用創出塾「AVATAR LEARN」が開催されました。

テレロボの導入やさらなる活用を検討している方のために、講習や操作体験を通じて、テレロボを身近に感じてもらい、活用方法のアドバイスや導入までのサポートをすることを目的として、テレロボ Double3、kubi、Telepiiなどを会場に用意しました。

藤永の登壇では、iPresenceの遠隔ロボット事業の概要や事例紹介、temiやDouble3の操作説明をしました。後半は、受講者にテレロボの実機を操作、触れていただくといった内容です。藤永は2015年からテレロボの販売や事業開発に携わってきた経験をもとに、細かな解説を添えました。

講演中には、卓上型のテレロボkubiを利用して、兵庫県にいるiPresenceのスタッフとイベント会場を繋げました。スタッフには遠隔地からkubiを操作してもらい、左右上下モニターを動かしながら、藤永と会話を行いました。

また、受講者にテレロボの遠隔操作体験をしてもらおうと、千葉県の幕張メッセで開催中の『ジャパンドローン展2023』展示会場に設置していたtemiに遠隔で繋ぎました。受講者は会場のtemiから送られてくる展示会場の映像を見ながら、展示会の会場のスタッフと会話を行い、展示会への遠隔来場体験をしてもらいました。

テレプレゼンスアバターロボットで、地域を盛り上げたい

今回のAVATAR LEARNには、主に大分県内の企業や公共団体の担当者が参加していました。テレロボを操作した方の印象としては、目新しいモノを触れているというより、操作性や機能をじっくり確かめて、既存の機種と比較検討しているように見えました。

イベント参加者は、すでにテレロボを導入している方や、実証実験を経験している方が多くいらっしゃいました。さらなる活用法の模索や実証実験のアップデートを目的としているようです。iPresenceとしても、temiやDouble3についての要望やサービス改善のヒントをいただきました。参加者の「テレロボ (アバター)で地域を盛り上げたい」という熱意が伝わってきました。

テレロボ・アバターといった遠隔操作ロボットの持つ、そこに存在するかのようなテレプレゼンス技術は、地方でより有益性を発揮できるソリューションです。iPresenceはテレロボを世の中に広く活用してもらえるように、講演活動や利用支援を積極的に行っています。

ご要望があればこちらのお問合せフォームからお気軽にご連絡ください!

 

AVATAR-LEARN-アバター活用創出塾 : 概要について

日時:2023年6月28日(水) 13:30~16:30
運営事務局:HELLO FUTURE!
会場:一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK
(大分県別府市末広町1番3号 レンガホール2階)
展示機種:Double3、Kubi、Telepiiなど
URL:https://avataroita.jp/news/462/

大分県について

大分県は「おんせん県」として全国的に認知されていますが、実は「アバター県」の認知にも力を入れています。大分県の、アバター普及に向けた実証実験や主な取り組みはこちらです。

  • ANA AVATAR XPRIZEの企画に協力
  • 大分の小児病院・大分の水族館・東京をアバターで繋ぐ
  • マレーシアの日本観光イベントから大分の複数の観光施設をアバターで体験
  • 筑波宇宙センター・大分県立美術館・大分市から遠い3つの小学校をアバターで繋ぐ
  • 大分の支援学校から東京の博物館へアバターで社会見学
  • 病気で学校に行けない生徒のために病院と高校をアバターで繋ぐ
  • 離島の学校と大分市内を繋げてALTの遠隔授業 など

大分県の公式HP “アバター県おおいたに向けた社会実装の取組“:https://www.pref.oita.jp/site/oita-iot-lab/avataroita.html

B-biz LINKについて

B-biz LINKとは、大分県アバター事業を受託した事業者で、別府市にある一般社団法人 別府市産業連携・協働プラットフォームです。アバターを活用した産業創出推進事業として「HELLO FUTURE!(ハローフューチャー!)」をコンセプトに掲げています。
B-biz LINK公式HP:https://www.b-bizlink.or.jp/

 

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