【2023年3月29日 新しい学校生活への提案】アバターロボットの一般校での最新活用事例発表会|一財)ニューメディア開発協会
iPresence合同会社では一財)ニューメディア開発協会と協力してAVATARロボットの普及促進活動を行っておりますが、その一貫としてセミナー(参加無料)のご案内です。
(iPresenceが提供するテレプレゼンスアバターロボットはこちら)
イベント概要
一財)ニューメディア開発協会では、2020年度より入院中やハンディを持つ子どもたちがアバターを活用し学校生活(授業やワイガヤ)に参加することで「笑顔」になる支援事業を競輪の補助を受けて実施してきました。(※1)
インクルーシブ教育構想が進展する中で、入院中の子どもが在籍する特別支援学校から退院後に戻る一般校(前籍校)で、「日常的にアバターロボットを使ってもらう」事により、「アバターを使ったハンディを持つ子どもの支援に備える」、取り組みを進めております。
その一環で、本年度にアバターロボットを日常的に使った取り組みを実施された学校・学級の3名の先生方から、各事例の紹介や、ノウハウ、課題の共有を発表いただく機会を設けました。
最初は、和歌山大学教育学部附属中学校 ICT教育主任 矢野充博氏より、『アバターロボットで「かくれんぼ」と最新ICT活用事例紹介(ARを使った理科の授業)』の事例をご紹介頂きます。
先日、本校で実施した生徒考案の「かくれんぼ」についてお話しします。Telepiiを18台使って、隠すチームと探すチームに分かれて、相手チームと会話しながら、中学2年生全員でかくれんぼをしました。
みなさんは、ARを体験したことはありますか?ARの良さは、視点や大きさを変えることができる所です。今回は、理科の授業でARを活用した事例をいくつかお話しします。
次に、東大阪市立弥刀中学校 理科首席 飯田 広史氏より、「東大阪市議場でのハイブリッド型生徒会交流会」の事例をご発表頂きます。
コロナ禍により通常開催ができなくなった東大阪市生徒会交流会。苦肉の策で始めたはずのオンライン交流会が少しずつ発展し、アバターロボットの活用により新たな可能性を見出すことができた。
これまで人数制限をせざるを得なかった生徒会交流会において、リアル参加・リモート参加の違いをアバターロボットによりなくし、子どもたちが同じ目線で交流し、議論を交わす「ハイブリッド型生徒会交流会」の実践をもとに、学校間でのアバターロボットの活用について考えたい。
最後に、オンライン院内学級KAYOUプロジェクト 山本真由美氏より、「イルカといっしょ 離島壱岐のイルカと入院中のベッドをつないで」の課外授業の事例をご発表頂きます。
アバターロボットを3台を活用し、長期入院中の子どもたちがベッドに居ながら、離島壱岐のイルカパークのイルカと遊びました。餌をあげる飼育員の隣に一台設置することにより、水族館のイルカショーよりはるか近い距離で、餌をあげる場面やイルカのジャンプを見るなどをしてアバターロボットを使うからこその楽しい時間を過ごせます。普段外出できない子供たちの治療や復学へのモチベーションや非日常を味わってもらいました。
講演後、自由に質疑応答頂ける交流会の場も準備致します。
メタバース空間oViceに移動の上、3つのテーマから希望する2つのテーマを選んで交流頂きます。
宜しければ是非ともご参加ください。
主に、ご興味のある一般校を中心とする学校関係者の方にご参加頂けます。
教育、医療福祉、自治体、関連機関、個人などでご興味のある方もご参加下さい。(参加無料)。
本イベントは、公益財団法人JKA競輪補助事業を受けて行っております。
※1 一財)ニューメディア開発協会の活動実績:https://www.jka-cycle.jp/_ct/17522614
参加申し込みはこちら:https://peatix.com/event/3528189/view
開催概要
主催 一般財団法人ニューメディア開発協会
開催日 2023年3月29日(木)15:00-17:00 (開場14:55)
視聴方法 ZOOMミーティング(講演)、メタバース空間 oVice(交流会)
参加費用 無料